0111 月
コーヒーの香りは好きだけれど
カフェインをあまり摂取したくないという人におすすめなのが
デカフェ、つまりカフェインレス・コーヒーです。
日本では喫茶店などに行っても
あまりこのカフェインレス・コーヒーを注文できるところは
ありませんが、欧米ではどんなにちいさな喫茶店に行っても
カフェインレスを頼めるところが多いようです。
カフェインレス・コーヒーは
製造の過程でカフェインを取り出す際に
他の香りの成分にやや影響を及ぼすため、
味と香りの点では通常のコーヒーと
まったく同じというわけにはいきませんが、
高血圧などでカフェインを摂取したくない人には
おすすめすることができます。
このカフェインレス・コーヒーは
コーヒー豆(生の状態)からカフェインを除く
「脱カフェイン法」によって製造されます。
カフェインは脂溶性が比較的高いという性質を利用し、
コーヒー豆を有機溶媒・水・超臨界流体化した
二酸化炭素などの溶媒に浸すことによって
製造されるのがカフェインレス・コーヒーです。
159 月
トルコの街を歩いていると、民家の玄関先で、あるいは店の前で、
人が集まり紅茶「チャイ」を飲んでいる姿をよく見かけます。
コーヒーは食後に、チャイは一日に何杯も飲むのがトルコ流のようです。
コーヒーは、デミタスカップでいただきますが、チャイは熱いものでもガラスのカップでいただきます。
中央部がやや細くなった小さなガラスのコップで、チャイ・バルダーといいます。
トルコのチャイは、砂糖がたっぷりです。
ミルクは入れずに、渋めのコクを味わいます。
普通のチャイのほかに、リンゴの風味が甘酸っぱい、エルマ・チャイも人気です。
アップルティといった感じです。
その他、夏から秋にかけては新鮮なフルーツが採れることから、
フレッシュジュースも人気があります。
また、ヨーグルトのドリンク「アイラン」は、是非、試していただきたい健康ドリンクです。
塩味のヨーグルトドリンクです。
トルコの料理はオリーブオイルを多用しますから、
ヨーグルトの爽やかさはことのほか心地よく感じられます。
ドレッシングなどにも用いられますが、飲み物としてこのさっぱりとしたアイランは、
喉越しの良さは絶品です。
ケバブやキョフテなどの肉料理にぴったりです。
レストランはもちろん、一般の食堂「ロカンタ」でも必ず置いてあります。
当地でクセになったのでしょう、日本に帰国して自分で作るようになった、という話もよく耳にします。
是非、試してみてください。
129 月
東京には質のよいスペイン料理レストランがたくさんあります。
スペイン料理というとオリーブオイルが多くてこってりしたものが多いようなイメージがありますが、
最近ではフランス料理にも負けない繊細なお料理もたくさん出てきています。
スペイン料理に使われる材料は魚介類やお肉、お米が中心で、
日本料理とほとんど同じものが使われているのが現実です。
ガリシア地方でよく作られるお料理にタコを茹でてパプリカとオリーブオイルをかけたものがあります。
このタコは巨大な大鍋で茹でられるのが本式ですが、
以前は柔らかく茹で上がるようにと生のタコを棍棒でめった打ちにしていたそうです。
冷凍庫が発達して以来この方法はすっかりすたれてしまい、
今では新鮮なタコを3日間冷凍し、これを解凍して茹でることによって
柔らかい茹でタコができるそうです。
スペインから本格的なシェフを招聘している高級スペインレストランも何軒かありますから、
一度賞味してみるのもいいと思います。
059 月
レストランのことをギリシャ語では「タベルナ(TAVERNA)」と呼びます。
ちなみにスペイン語の「タベルナ(TABERNA)」はレストランというよりは
むしろ食事も出す飲み屋という趣が強いようです。
さて、ギリシャ料理はシーフードや野菜、オリーブオイルをふんだんに使用したヘルシーなものが多く、
日本人の口に合うものもたくさんあります。
特に親しみやすいものといえば何といっても「タラモサラダ」ではないかと思います。
タラコと茹でたじゃがいもをつぶしたものをよく混ぜ合わせ、
オリーブオイルで練り上げたタラモサラダはにんにくのきいたパンに塗りつけて食べると絶品です。
「ムサカ」も日本人には食べやすい料理で、これはナスを主材料としています。
ナスのラザニアといえばわかりやすいと思いますが、
ナスとトマト、ひき肉を何層も重ねた上にベシャメルソースがたっぷりとかかった逸品です。
228 月
薬膳レストランはおいしくて、しかも健康と美容にいいと女性たちのあいだで非常な評判になっています。
薬膳は、身体にいい薬草や食材を上手に組み合わせて体調を整え、
身体を内側からきれいにしていく効果があります。
薬膳の材料は何も特別なものではなく、私たちが日ごろ意識せずに食べているものが
実は漢方の処方に使われている材料と同じものだったということもあります。
たとえばショウガは身近な食品ですが、漢方では身体を温めたり消化を良くしたり、
また強壮効果があることで有名です。
薬膳レストランでよく使われる食材には他にも棗(なつめ)があります。
この棗も滋養強壮効果があり、肝臓によいとされています。
また鶏肉を煮込んだときに出るゼラチン質はお肌をもちもちにする効果があります。
トマトやナスなどの夏野菜には身体を冷やす効果がありますし、
シナモンには血液の巡りをよくする働きがあるなど、身近な食品の特性をうまくつかんで
食べてきれいになる習慣をつけることをおすすめします。
158 月
海外を旅行する際に、それぞれの国のレストランを比較しながら食べ歩きをしてみるのも楽しいものです。
おいしくて安いということであれば、おすすめなのはポルトガルのレストランです。
ポルトガルはヨーロッパ諸国の中では物価が安い方ですから、
お値段を気にせずにこぎれいなレストランに入ってみるとそのサービスの良さにびっくりすると思います。
まず飲み物は何にするかを聞かれ、メニューをじっくりと点検していると
パンと共にパテやバターなどが山のように運ばれてきます。
小食の人であればお料理を注文しなくてもこのパンとパテだけでお腹がいっぱいになってしまいそうなほど、
さまざまな種類のものが供されます。
お料理の中でおすすめなのは、タラを使った煮込みなどです。
ポルトガルは常時新鮮な魚介類が手に入るので、お魚を注文すればまずはずれることがありません。
お料理には細く切ったフライドポテトが付け合せになってくることが多いのですが、
これが特に美味で、日本に帰ったらぜひ作ってみたくなることうけあいです。